染み
勿忘草と忘憂草の狭間に落ちた泡
たしかあそこに置きそして忘れた
時雨は季節も些細な出来事も流し
これ迄を懐古するように曇る切子
梅のお香に過去を想うのでしょう
いつの間にか付いた染みへの憂い
うんざりしてさらに伝えそこなう
もしもを考えすぎていたとしても
残り香だけでは思い出せないもの
でもいいよ、思い出さないままで
少なくとも私の記憶には在ります
(染みと認知症)
勿忘草と忘憂草の狭間に落ちた泡
たしかあそこに置きそして忘れた
時雨は季節も些細な出来事も流し
これ迄を懐古するように曇る切子
梅のお香に過去を想うのでしょう
いつの間にか付いた染みへの憂い
うんざりしてさらに伝えそこなう
もしもを考えすぎていたとしても
残り香だけでは思い出せないもの
でもいいよ、思い出さないままで
少なくとも私の記憶には在ります
(染みと認知症)