コルクからかよわく香る葡萄酒の 話したではなく溢した、事を

1.4

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仮縫いのワンルームには星溜まり
涙を支配するよう要求
闇を小さく畳んで連れる
こわばる顎を知らずに進む
祭囃子が喧嘩を仲裁していた頃
恐れていなかったら行けなかった場所

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